こんにちは。スイムアカデミアです。
練習のタイムが試合につながらないことがあるかもしれません。
原因の一つとして、練習での泳ぎがきちんとレースを想定したものになっていないことがあります。
■練習と試合の違い
練習の目的は、試合で自己ベストを更新することになると思います。日々の練習のなかで、練習の泳ぎが試合を想定したものになっていないことがあります。
例えば、
「50×10 1:30サイクル 平均タイムをできるだけ高く保つこと」
といった練習を例に考えてみます。
この場合、練習だけが強い選手は、レース本番ではしない泳ぎをしている場合が多いです。
水中ドルフィンの数やテンポなどが実際のレースとちがうため、練習がレースにつながっていないことがあります。
実際のレースでは、ターン後にドルフィンを打てていないのに、練習ではしっかり打っているとすると、その分練習のほうが速くなります。また、レースではしないのに、練習ではタイムを上げたくて最後の10mだけテンポを上げている場合、その分練習のほうが速くなります。
- 練習での自分の泳ぎを振り返ってみること
- 実際のレースを分析して、水中ドルフィンやテンポ、ラップタイムを把握すること
この2点を意識すると、練習でどんな泳ぎをするといいか見えてくると思います。
■練習で意識すること
試合で自己ベストを出すために、考えるポイントの1つは「レースの速度を超える」という点です。
レースで泳ぐ水中ドルフィンやテンポを意識したうえで、インターバルトレーニングを考えてみます。
50×10 1:30サイクル 平均タイムをできるだけ高く保つこと
という練習の場合、自分の目標とするタイムから逆算して、50mの目標タイムを設定します。
その目標タイムを1本でも多く達成するという意識で泳いでみてください。
目標タイムを達成できない場合は
レストをさらに長めに設定→達成→本数やレストを短くする
という流れがオススメです。
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